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「星見をしたあの場所にロードで行ってみよう!」都民の森編

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 カメラにロードバイクにオーディオに…自分でも色々と多趣味だなぁと自覚はしていますが、最初に趣味になった物といえば「天体観測」。 そんな私がそもそも星好きになったキッカケと言えば、 小学生の時、GWに家族旅行に行った奥多摩で見た、北斗七星の大きさに感動したから。 北斗七星とりょうけん座 1996/03/22 長野県臼田市 Canon EOS55 + SIGMA AF28-70mmF2.8 + FUJIFILM HG1600 f35mm,F2.8,タカハシEM-10赤道儀20分ガイド撮影 図鑑や理科の教科書で「北斗七星」は知識としては知っていましたが、実際の夜空で見たときの迫力に圧倒されたのです。  その場所にロードバイクで行ってみようという事で、 昨年3月の顔振峠 以来の シリーズ (?) 第二弾は都民の森 。今回のスタートは武蔵五日市駅です。  ここから、檜原都民の森までのヒルクライム。檜原村役場先のT字路からを一時間切りするのが目標という方がいるそうですが、体の一部を反重力物質に入れ替えるか、BB内蔵モーターを装備するかしない限り縁が無さそうな話ですので、マイペースを崩さない事だけを考えてスタートします(^^;  最初のうちは輪行で固まった体をほぐすつもりで平坦でも20km/hソコソコのペースを乱さないようにして、速い人達にビュンビュン抜かれようとも決して心を乱さずに進みます。  途中で麓から消防車が駆け上がって行くのを見送りつつ、ノンビリとペダルを廻していると、木々の向こうから東京消防庁のヘリコプターが離陸!どうやら、事故に遭われた方を立川の災害医療センターへ搬送するようです。(実家が近くなので、緊急時には昼夜を問わずヘリが離着陸するのを見てました。) ちなみに、この時の消防車には、別の事故の現場に向かう所を再び抜かれました… そんな光景に、「 事故には気を付けよう 」と気を引き締め直してペダルを廻します。  都民の森への道は所々に平坦や下りもあるので足を休めながら進めますが、少しずつ姿を現す8%以上の斜度により足を削られる感じ…  それでも、目的の場所に到達です! 多分、ここを登る人はスルーする事ほぼ間違い無しの場所ですが、この場所こそ私の星好きの始まりの場所。 ...

ベランダ天体観測で火星を撮影

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火星の接近とさそり座、土星 Canon EOS7D +  TAMRON SP AF28-75mm F/2.8(56mm[35mm換算90mm相当],F2.8) ISO400 固定1秒×10枚合成を切り出し 画像補正(Adobe PhotoshopCS2)  5/31に地球に最接近となった火星を、ベランダ天体観測で撮影しました。そう、ニュースなどで「スーパーマーズ」なんて呼ばれているヤツですね。ということで、超簡単更新。  天文ファンとしては、「スーパーマーズ」なんて耳慣れない言葉に戸惑うばかりですが、火星とさそり座の一等星アンタレス、さらに東側に見える土星との共演を仕事帰りの南の空に見るのが楽しいこのところです。  撮影は隣の部屋で寝ている息子を起こさないように、あまり撮影条件を吟味することなくササッとやったので、火星が露出オーバーになってしまい、せっかくの赤色が飛んでしまいました…  再来年の7/31は今回以上の大接近となります。その時はもっとうまく撮影できるように準備することにしましょう。

「星見をしたあの場所にロードで行ってみよう!」顔振峠編

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 突然ですが、「夜空之欠片」というブログのタイトルは、もともと自分で撮影した天体写真を公開したいという思いで開設したHPに由来します。  そう、この雑多なネタのブログのルーツは、天文サイトだったのです。  最近では、星見に行くこともめっきり少なくなってしまいましたが、中学・高校の部活や大学のサークルでは結構色々なところに出かけて撮影をしたものです。  大学4年の時にロードバイクを購入した時には、機材を背負って撮影に行くのも良いかなぁ…なんて思ったものですが、一眼レフ+交換レンズ数本+三脚という重量級の装備ではまともにロードに乗れず、それ以来、ロードバイクに乗ることと星見とは接点がないままでした。  ところが昨年くらいから、 「これまで星見に行ったところにロードで出かけてみたら面白いかな」 という事を思いついたのです。  ということで、 「星見をしたあの場所にロードで行ってみよう!」シリーズ第一弾、顔振峠編 です。  顔振峠に星見に行ったのは中学1年と中学2年の1月初旬、部活の観測会での事でした。  首都圏の光害のために、撮影した写真が軒並み白っぽくなったり、冬の屋外でカップラーメンを食べようとすると、3分待つ間にお湯が冷める事を身をもって実感したりしたことが印象に残っています。現地へのアクセスは西武池袋線の吾野駅から徒歩で登ったはず。今回はそのルートにヒルクライム初心者が無謀にも挑もうというものです。 M45プレアデス星団 1997/01/04 Canon EOS55 + EF75-300mmF4-5.6IS USM コニカクロームR-1000RX f=300mm , F5.6 , タカハシEM-10赤道儀ガイド5分

スーパームーンと秋の雲

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 今日の満月は「スーパームーン」ということで、地球と月の距離が年間で最近となる日と、満月の日が重なったため、いつもより大きな満月が見られます。  という事で、家にある機材総動員で月の撮影をしてみました! Canon EOS 7D + EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS f=200mm, F8.0, 1/400s

石垣島の星空 その2

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 石垣島で撮影した天体写真、第二弾です。  改めて見てみると、晴れていたようで薄雲が掛かっていたり、超広角レンズで調子に乗ってシャッター開けすぎて星が流れていたり(汗)と、微妙な写真が結構ありました… からす座とコップ座 Canon EOS7D +  TAMRON SP AF28-75mm F/2.8(28mm[35mm換算44.8mm相当],F2.8) ISO3200 固定10秒 画像補正(Adobe PhotoshopCS2) いきなりマイナーな星座、「からす座」と「コップ座」です。 からす座は南十字を見つけるための目印としても使われる星座ですが、ギリシャ神話では「神の使いの鳥として白く美しい羽を持っていたカラスでしたが、嘘をついた罰として羽を黒く染められ、水を飲もうにもコップに嘴が届かない姿で夜空に貼り付けにされた」…という、神様の陰険さを表す逸話があります(!?) かんむり座 Canon EOS7D + TAMRON SP AF28-75mm F/2.8(75mm[35mm換算120mm相当],F2.8) ISO1600 固定10秒 RAW現像(CanonDPP)+2枚合成+画像補正(Adobe PhotoshopCS2) かんむり座は初めて天体写真を撮った中学1年の春休みを思い出す、個人的にお気に入りの星座です。 そのときは百武彗星が夜空を彩っていました。ああした大彗星もまた見てみたいな… ケンタウルス座方向 Canon EOS7D + TAMRON SP AF28-75mm F/2.8(28mm[35mm換算44.8mm相当],F2.8) ISO1600 固定10秒 RAW現像(CanonDPP)+画像補正(Adobe PhotoshopCS2) みなみじゅうじ座の東隣にケンタウルス座のα星とβ星が連なり、ここだけで1等星が4つも並ぶ豪華な場所。 沈む寸前のみなみじゅうじ座がギリギリ写って、どうにか1カットに納めることが出来ました。 そして星がぼんやりにじんだように見えるのは球状星団のω星団。肉眼で見られる球状星団としては最大の大きさを持つ、地球から17000光年離れた1000万個もの星の大集団です。  …ところで、かんむり座の写真上側のピントが甘くなっていて...

石垣島の星空

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 5/23~5/26まで、石垣島に旅行に行ってきました。  5月末の先島諸島は梅雨の時期なのですが、きっと梅雨の晴れ間になる!! …という根拠の無い自信と共にスーツケースに三脚を入れていざ初めての沖縄へ=3=3   結果、5/25の夜に見事な満天の星空を見ることが出来ました(^^ 久々の天体写真は画像の整理が今一つはかどらないのですが、ひとまず幾つかUPしてみます。 みなみじゅうじ座 Canon EOS7D +  TAMRON SP AF28-75mm F/2.8(75mm[35mm換算120mm相当],F2.8) ISO1600 固定6秒 RAW現像(CanonDPP)+画像補正(Adobe PhotoshopCS2) まずは「みなみじゅうじ座」。 石垣島でも十字4つ全ての星がきれいに見えることは中々無いそうで、この時も写真にこそ写ってはいますが、肉眼では一番下の1等星"アクルックス"までは見られませんでした… 春の大曲線、春の大三角 Canon EOS7D + Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5(10mm[35mm換算16mm相当],F3.5) ISO1600 固定31秒 RAW現像(CanonDPP)+画像補正(Adobe PhotoshopCS2) こちらは北斗七星~うしかい座・アルクトゥルス~おとめ座・スピカに及ぶ春の大曲線と、 うしかい座・アルクトゥルス-おとめ座・スピカ-しし座・デネボラを結んだ春の大三角を狙った一枚。 天体写真には初投入の超広角レンズでしたが、改めて驚きの画角の広さです。 北斗七星付近が明るくなっているのは薄雲と石垣市街地の光害。こうなると目指すはやはり波照間島か…!? 銀河系中心方向 Canon EOS7D + Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5(10mm[35mm換算16mm相当],F3.5) ISO1600 固定30秒 RAW現像(CanonDPP)+画像補正(Adobe PhotoshopCS2) 2枚目と同じく超広角レンズで撮影した銀河系中心方向。 普段関東で星見をしていると南の低空に横たわっているさそり座が、天の川の中に立っているのが印象的です。  ひとまず第一弾と...

台風一過の星空

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台風18号が通り過ぎて、すっきり晴れた夜空に、 いるか座の新星 を探してみました。 いるか座新星(写真右上) EOS7D(ISO1600) + TAMRON SP AF28-75mm F/2.8(75mm,F2.8) 固定撮影 1秒 3カットをDPP現像後、合成・トリミング そういえば、新星を撮影するのってこれが初めてですね。 今回の新星は明るかったので、撮影しながらプレビュー画面で確認が容易だったので撮りやすかったです(^^

明けましてプチ天体観測

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しぶんぎ座流星群の極大夜であった昨日、自宅から車で20分ほどの公園で1時間半ほど天体観測をしてきました。 残念ながら流星は見られなかったのですが、昨年購入したEOS7Dで初の天体写真に挑戦! オリオン座 EOS7D(ISO2000) + TAMRON SP AF28-75mm F/2.8(50mm,F3.5) 固定撮影 4秒 5カットを合成後、トリミング まずは基本(?)のオリオン座から。 ぶっちゃけ、固定4秒でここまで写るとは… 今まで暗闇でブツブツ十数秒数えていたのは何だったんでしょうかw オリオン座の三つ星と縦三つ星(M42オリオン大星雲) EOS7D(ISO6400) + EF-S 18-200mm F3.5-5.6 IS(155mm,F5.6) 固定撮影 2秒 3カットを合成後、トリミング こちらはオリオン座の三つ星とM42のアップ、 レンズの描画力不足や感度を上げた事によるノイズの酷さは目立ちますが、これだけお手軽に星雲が写せるってのは結構ビックリ。 まぁ、以前からデジタル一眼レフでの天体写真の手軽さは知っていたつもりでしたが、自分で実際に撮影してみると予想以上の衝撃ですね… こうなってくると、より星の綺麗に見える所へ行って撮影に取り組みたくなります。 とはいえ、フィルムで撮影して現像が出来上がるまでのわくわくも味わいたいので、今までの相棒のEOS55とPROVIA400Xも持って行くと思いますが…

中秋の名月

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9月30日は 中秋の名月 。 台風17号の接近による荒天で、今年は観られないかな… と思っていたのですが、台風が高速で駆け抜けたので、日付が変わる頃にはスッキリ晴れて見事な満月が! 寝る前にカメラを向けて撮影し、1日おいてのUPです。 EOS7D EF-S18-200mm [f=200mm 1/400s F8.0 ISO100] CANON DPPにてRAW現像の後Photoshopで切り出し 今回の露出条件くらいが一番好みの感じで撮れるかもしれません。 って、気づいてみたら、ブログへの投稿が3連続で満月だ…

ブルームーン 2nd.

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今月初めに引き続き、今月2度目の満月の写真です。 EOS7D EF-S18-200mm [f=200mm 1/400s F5.6 ISO100] CANON DPPにてRAW現像の後Photoshopで切り出し 午後に割としっかり雨が降ったせいもあって、8/2よりも空が澄んでいましたね。 前回は感度を上げすぎたので、測光方式をスポット測光にして絞り優先AEで撮影。 絞りはもう少し絞ってF8くらいでも良いかもしれないですね。 ベランダに出たら涼しい風と虫の声が聞こえてきて、秋の気配を感じた夜でした。

ブルームーン

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今月は今日(8/2)と月末31日の2回満月のある月です。 俗に「 ブルームーン 」 なんて呼ぶこともある満月を、先日買ったデジタル一眼でパチリ。 EOS7D EF-S18-200mm [f=200mm 1/400s F22 ISO3200] CANON DPPにてRAW現像の後Photoshopで切り出し この辺のお手軽さは、やっぱりデジタルならではですね(^^

金環日食の写真(コンパクトデジカメ編)

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コンパクトデジカメで撮った、金環食直前の太陽の写真。 太陽の右側の雲の色がなかなか面白い感じなので載せてみました。 これって一応、 彩雲 になるのかな… ところで、一眼レフで撮った写真はフィルムをEPSON GT-X900で読み込んでいます。 コイツの読み込み時のピントの追い込みがもう少し出来るんじゃないか…と言う疑問が湧いてきてしまいました(^^; 今度、時間を作ってじっくり取り組んでみようっと。

金環日食撮りました!

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気象庁の予報に振り回されつつも、日本中が注目した金環日食。 天文ファンとしてはもちろん見逃すわけには行かない大イベントです。 と言うことで、 紹介したとおりの機材 を持って、自宅から車で20分ほどの荒川河川敷にある公園へ。 撮影は日食が始まる15分前の6:05から開始。以後5分ごとにシャッターを切り、日食が終わる15分後の9:15までの観測となりました。 初めのうちは雲も無く、好条件で観測が出来ていたのですが、食分が70%を超えた7:15頃から太陽に雲がかかり始めてしまう… 特に7:20~7:40の間は、日食グラス越しでは太陽が見えなくなってしまうほどの雲が流れてくる始末。 フィルムを使って多重露出をしている状態では予定から逸脱した条件下で、刻々と変わる雲の状況を見ながらいかにカン任せで露出時間を決めるか、ハラハラしながらシャッターを切るハメになりました。 写真は7:35の太陽。金環食がほぼ最大となった時間のカットです。 偽色が激しかったり、ピントが甘めだったりとレンズ性能の限界がモロに出ているなぁ… 何はともあれ、そんな条件下で、やや露出オーバーのカットもありましたが、どうにか3時間10分の撮影を完走することが出来ました。 そんな日食の写真をHPに掲載しましたので、是非ご覧ください。 金環日食(クライマックス) 金環日食(連続写真) それにしても、なんだか久しぶりにHPをまともに更新しました(汗

日食へ向けて準備中(その2)

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いよいよあさってとなった、金環日食。 撮影機材の準備が完了しました! 機材構成は、EOS55 + EF75-300mm F4.5-5.6 + ND400 + ND8ってな感じ。 高校の頃から使い慣れた太陽撮影用の編成です。 三脚についている白い円盤状のモノはと言うと… 作った本人すら苦笑気味の超アナログな方位角計と高度計です(^^; 7コマずつの多重露出をする予定なので、各コマで中心となる時刻の太陽方位角・高度へカメラを向けやすくするための工夫として作ってみました。 さて、問題は当日の天気… 今のところ、「晴れ」の予報ではありますが、天気予報の「晴れ」は、 空全体に対して、雲の占める面積が2割以上9割未満の状態。 「快晴」を望みたいのですが、コレばかりはまさしく、「 お天道様 次第」…ですね。

○○○○で万全

日食撮影用のフィルムの話です。 一度は、 基本は やっぱりネオパンSS …と思ったのですが、金環日食時の色を記録するにはカラーフィルムの方が良いだろうということで、再検討。 順当にいけば、カラーネガフィルムの「 フジカラー 100 」かな。 なんといっても価格の安さが魅力だし、ネガフィルムならラチュードにある程度幅があるから、撮影時の気遣いもラクチンです。 とはいえ、せっかくだから「 ベルビア50 」とか「 ベルビア100F 」とかを使ってみたい気もします。 ただ、ラチュードが狭くて露出が難しいのと、試し撮りをしてみたくてもお値段が嵩むのが難点…orz しかも、現時点での予報じゃ関東は曇りか雨の可能性とか… と言うことで、無難にフジカラー100を選んで、明日は試し撮りの予定です。

金環日食に向けて準備中

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今月21日に迫った金環日食に向けて、撮影計画を作成中です。 デジカメが当たり前のこのご時世にまだフィルムで撮る気満々なのですが、高校の時から太陽撮影に使っていた富士フイルムの「 ミニコピー フィルムHRII」は既に生産終了… 仕方が無いので「 ネオパンSS 」で撮影に臨もうと思います。  そこで、露出計画表を作成中なのですが、久々の太陽撮影…と言うか天体撮影で勘が鈍っていて、露出時間をどのくらいにしたものか悩んでます。 狙うは1カット9ショットずつの連続撮影。 75-300mmのレンズを200mmで使用して、フィルターはND400+ND8の合わせ技。 とりあえず、今度の週末辺りにテスト撮影をして、基本の露出時間を決めようと思います。

今日の夕景

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この前に続いてコンデジ天体写真。 上から、金星・木星・月(月齢3)です。 …なんだかよくわからないので、もう一枚。 月が露出オーバーですが、こっちの方が実際の見た目の雰囲気には近いかも。 こういう写真撮ろうと思うと、やっぱりデジタル一眼レフが欲しくなりますね…(一応、年内に買う予定なんですが)

金星と木星

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夕方西の空に輝く金星と木星が家のキッチンの窓から綺麗に見えたのでコンデジで頑張って撮影してみました。 右側の明るい方が金星、左側が木星になります。 うーん…やっぱり三脚使ってもコンデジ(SONY DSC-W170)だとこの辺が限界かなぁ…