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年の瀬家電修理工房

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 先日、我が家で使っている炊飯器( タイガーのJKC-J100 )の時計の表示が消えてしまいました。 2008年製なので、5年経過していますし、時計用の電池がそろそろ寿命だったようです。 炊飯器の電池は修理に出すと結構な金額が取られるようで、ならば自前で修理してしまおう!と言う事で、作業開始です。 修理前の炊飯器…見事に時計が消えています まずは本体を裏返して、4カ所のネジを外します。 隙間にマイナスドライバーを差し込み、慎重に隙間を広げると、底蓋(?)が外れて、炊飯器の中身とご対面。目指す電池があるのは手前側のファンの下にある基板です。 基板につながっているフラットケーブルやコネクタをそっと外すと、操作パネルを取り出せました。 ここに付いている黄色の絶縁体で覆われた物が交換対象の電池になりますので、基板とのハンダ付けをサクッと外します。 電池はCR2477の端子付きの物。電池表面に基板取り付け用の端子がスポット溶接されており、残念ながら一般流通はしていない製品のようです。 ということで、この先再び電池交換が必要になったときの事を踏まえて、CR2450用の電池ホルダー「SMTU2450」を秋葉原は 千石電商 で購入。写真のように接続しました。  後は元通りに組み立て直して、時計を合わせれば完成! タイマー予約で炊飯をする事はほとんど無いんですけどね(^^;  ご飯も先ほど無事に炊き上がって、年の瀬の家電修理工房は無事に仕事納めを迎えました!

チューナーを修理

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 唐突ですが、ウチにあるオーディオは↓な感じ。 CDプレーヤー SONY CDP-X3000 チューナー SONY ST-S3000 アンプ TA-2020キット自作デジタルアンプ スピーカー B&W 685  この中で、チューナーは最近出番がありませんでした。 それというのも、操作部のボタンが不調でチューニングがまともに出来ない状態だったから…(^^; と言う事で、秋葉原で部品を買ってきて修理する事にしました。 必要なのは、「タクトスイッチ」という小型のスイッチ(写真の赤丸部分)。 いきなりばらした状態の操作基板w 今回は12個必要だったので、ラジオデパートの 門田無線 で予備も含めて15個購入しました。 チューナーの分解手順はこんな感じ。  1)前面4カ所・上面4カ所のキャップボルトと、背面2カ所のトラスねじを外す。  2)両面テープで固定されている天板をはがす。  3)操作パネルから伸びているフラットケーブルを真上にゆっくり引き抜く。  4)操作パネルのアース線(?)と電源スイッチのコネクタを外す。  5)操作パネルを固定している3カ所のトラスねじを外す。  6)プラスチック製の爪で固定されている基板を外す。 中はかなりスカスカ 交換対象のタクトスイッチは4本足×12個という事で、全48カ所のハンダ付けを外して新しい物と交換。 古いタクトスイッチを外すのがが一番面倒でした… 交換が終わったら仮接続の後、動作に問題ない事を確認して組み立て。 元通りに復元中… 配線をして完成! タクトスイッチを外すのに時間がかかったので、作業時間は1時間ほど掛かりましたが、最近あまりやらないハンダ付けも結構きれいに出来て満足です(^^ 置物状態だったチューナーが活躍できるようになりました!