転職してから3ヶ月たったので、色々振り返ってみる(その2)

転職活動の振り返り第二弾。
今回は面接や今の会社を選んだ理由などについて書いていきたいと思います。

当然ながら、こんな面接はありませんw




面接で気にしたこと

新卒採用の面接以来、約10年ぶりとなる面接でしたが、もともと人と話すのは好きな方なので、ひどく緊張したりはしませんでした。
 大体の流れはどの会社でも、職務経歴を含む自己紹介→なぜ転職しようと思ったか→この会社を受けようと思ったのは何故か…という感じ。
 「転職の理由」はあまりぶっちゃけ過ぎると、当時の職場の愚痴だらけになりそうなので、「10年勤めて、核となる技術が身についていなと感じたので、より専門性の高い職場で働きたいと思いました。」なんて答えました。前回のエントリでの転職しようと思ったきっかけには書きませんでしたが、これは転職活動を進める過程で浮かび上がってきた自分なりの課題でした。

 この、「転職の理由」って結構曲者で、最近転職活動してる友人だと、「志望動機なんて金と休み以外無いのを無理して色々考えるの辛い…」なんて言ってました。(大いに事実だと思う!)
 こんな時は発想を変えて、「この先十年後を見通したライフプランを考えて、より良い環境で仕事をしたい(キリッ)」なんて言うとあら不思議!実にそれっぽい理由になりますね!?

 あと、面接に行ったときに何気にチェックしたことが1つ。近隣コンビニのエナジードリンクの品揃えでした。品揃え豊富=買う人が多い=残業多い?と思ったので。…実際、自社ビル1階のコンビニに翼をさずけるドリンクが各種豊富に取り揃えられていた某社は、採用部署こそ残業少ないと言っていたものの、会社全体としてはどうだったんだろうか…


今の会社を選んだ理由

9月から所属している今の会社は、面接終わってすぐに「土曜日でも良いから役員面接したい」と連絡あるくらいに評価が高かったんですが、私自身も最初の面接の時点でかなり魅力的だと思う点が多かったです。
  • 残業時間平均10時間以下
  • 人事評価制度がしっかりしている
  • セキュリティ分野のシステム開発なので、将来性もある
  • 面接で話した現場担当(現上司となる課長)とフィーリングが合いそう
  • 役員面接で話した取締役部長も人柄や考え方が信頼できそう
  • 人事担当の方から重要なことですからと給与・待遇面の突っ込んだ話があった。
最後の給与・待遇面の話だと、転職サイトの面接NG質問にあまりよろしくない質問として載っている事が多いです。それを相手の方からしっかりと説明していただけるというのは、本当に良いことだと思います。

 余談ですが、相手からの説明がしっかり有ったおかげで、面接最後に「なにか質問ありますか?」と聞かれ、ネタが尽きた挙げ句この辺お店が少ないですが、昼食は皆さん何処で摂られてるんですか?とかトチ狂った質問カマシましたが、むしろ話が弾んだ謎www


前職の方が良かったかも?

新卒から10年間所属した職場からの転職なんで、不安に思うことも少なからずありました。
 特に今も大変なのが使用するプログラミング言語。これまで一番多かったのはC#を使ったWeb業務システム開発でしたが、現職ではC/C++が8割・C#が2割位で、しかもOSのカーネルだとかドライバだとかのこれまで馴染みのなかった低レイヤーが中心。
 とはいえ、私の職務経歴を理解した上で採用されているので、いきなり全くワカラン内容の仕事を振られる事もなく、どうにかやってます。あと、いまのC++ってなかなかモダンになってて勉強するのが楽しいですね(^^

 そうそう、今の職場は服装がカジュアルなもんで、スーツで行くと周りから浮きまくります。これまでが「会社の方針はカジュアルOKだけど、上司の無言(?)の圧力でスーツ勤務」だったもんで、危うく職場に来ていく服がない状態に(^^; っていうか、スーツ着ること自体は結構好きだったんでそれはある意味残念…かな?

 もう一つ、採用面接の時にも気にしたんですが、職場が白金台という立地のせいもあり、お昼ご飯食べるところが少なめ…いや、お店自体はあるんですよ。シロガネーゼ価格のところがたくさん(汗)
ぼくのしっている「かるぼなーら」とちがう…


給与・待遇等

エージェントとの面談で、転職するからには当然給料もUPしたい!と思ってこちらから企業側への条件を作成します。
 それに基づいて雇用契約が作成されるので、理論年収で30万円UPとなっています。でも、会社業績が安定して良くて、ボーナス支給ベースが増えそうな気配なので、もう少し増えそうな感じなので、それなりに期待できそう!
 あと、雇用形態は裁量労働制(ただしやや変則)になりました。裁量労働制というと、給料に一定の残業時間込で、それ以上残業しても残業代出ずにこき使われる…というブラックなイメージしかなかったんですが、規定の時間を超えた分もきちんと全額支給。つまり、一定の時間までは残業しようがしまいが給料変わらないシステム。
 で、面談のときに聞いたのは規定の残業時間を超える事はめったに無いとの話。実際、製品リリース前ということもあり今月は2・3回21時位まで仕事をしていましたが、その頃になるとオフィスの8割~9割は空席。みんな残業しないで済む環境って最高!
 評価体制だと、半期ごとに目標設定→それの達成度を評価という流れ。こういう仕組みは初めてで、悩みつつも目標設定を提出。その後の面談の時、上司から「この先管理職も目指してほしい」なんて言われてビックリ!なんて事も。


その他のこと

これは完全に失敗談なんですが、初勤務の時期に思いっきり体調崩してしまいました…家族の風邪が感染ってしまったんですが、ただでさえ慣れない技術や環境への焦燥がある所に体調不良による気分の低下で、チョット凹んでました(汗)

 あと、前の職場を辞める時には結構しつこく引き止めにあいました。直属の上司の引き止めはさほどでもなかったんですが、社長からの苛烈な引き止め面談(という名の独演会)は3日間にまたがるという…
曰く、
シャッチョサン 私の内心
給料上げるから それだけの問題じゃない
残業時間は少ない人のほうが多い 残業多い人の固定化を問題視しろ
君は将来の役員・取締役候補だ 別になりたかない
次の会社の事業が続く保証なんてない おまゆう

等など。
でも叛意しなかったら、最終的に夏のボーナスをxx万減額されるハメに…査定期間?なにそれ美味しいの?
んで、最終出社日に挨拶行ったら、
「ケンカ別れしたわけじゃないんだから、いつでも戻ってきなさい」

一体どの口がそれを言うんだ!?


そんなこんなで、一通りの転職顛末でした。
もう一回、転職の際の手続きでちょっとハマった、社会保険の切り替えや住民税関係のことなんかを書く予定。

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