石垣島で撮影した天体写真、第二弾です。 改めて見てみると、晴れていたようで薄雲が掛かっていたり、超広角レンズで調子に乗ってシャッター開けすぎて星が流れていたり(汗)と、微妙な写真が結構ありました… からす座とコップ座 Canon EOS7D + TAMRON SP AF28-75mm F/2.8(28mm[35mm換算44.8mm相当],F2.8) ISO3200 固定10秒 画像補正(Adobe PhotoshopCS2) いきなりマイナーな星座、「からす座」と「コップ座」です。 からす座は南十字を見つけるための目印としても使われる星座ですが、ギリシャ神話では「神の使いの鳥として白く美しい羽を持っていたカラスでしたが、嘘をついた罰として羽を黒く染められ、水を飲もうにもコップに嘴が届かない姿で夜空に貼り付けにされた」…という、神様の陰険さを表す逸話があります(!?) かんむり座 Canon EOS7D + TAMRON SP AF28-75mm F/2.8(75mm[35mm換算120mm相当],F2.8) ISO1600 固定10秒 RAW現像(CanonDPP)+2枚合成+画像補正(Adobe PhotoshopCS2) かんむり座は初めて天体写真を撮った中学1年の春休みを思い出す、個人的にお気に入りの星座です。 そのときは百武彗星が夜空を彩っていました。ああした大彗星もまた見てみたいな… ケンタウルス座方向 Canon EOS7D + TAMRON SP AF28-75mm F/2.8(28mm[35mm換算44.8mm相当],F2.8) ISO1600 固定10秒 RAW現像(CanonDPP)+画像補正(Adobe PhotoshopCS2) みなみじゅうじ座の東隣にケンタウルス座のα星とβ星が連なり、ここだけで1等星が4つも並ぶ豪華な場所。 沈む寸前のみなみじゅうじ座がギリギリ写って、どうにか1カットに納めることが出来ました。 そして星がぼんやりにじんだように見えるのは球状星団のω星団。肉眼で見られる球状星団としては最大の大きさを持つ、地球から17000光年離れた1000万個もの星の大集団です。 …ところで、かんむり座の写真上側のピントが甘くなっていて...